10月20日(金)、クルーズ船「コスタ・セレーナ」が京都舞鶴港に初寄港しました。今回は釜山発着の境港・舞鶴クルーズで、主に韓国からのお客様が約1900人乗船されました。午前7時頃、コスタ・セレーナは巨大な船体を第2ふ頭に接岸させました。ふ頭では、歓迎の横断幕や地元ゆるキャラがお出迎えすると、乗客は船内から手を振って応えていました。入港後乗客たちの多くは、宮津方面への半日ツアーや京都市内への一日ツアーに参加されました。1000人近いお客様が絶え間なく下船される様子にスタッフも圧倒されました。
船内では、初寄港を記念して府市代表による歓迎訪船を実施。ターミナル内では、韓国語・英語の通訳・ボランティアの方々のご協力のもと、お客様やクルーへ舞鶴市内への観光・街歩き案内を行いました。通訳の方の丁寧な説明に、お客様も「カムサハムニダ(韓国語でありがとう)」と笑顔で手を振りながら市内観光へ向かわれました。また京都北部の特産品の販売のほか、舞鶴国際交流協会による抹茶の振る舞いも行われ、参加者は、韓国語通訳による作法の説明を興味深く聞きながら、お茶と菓子を楽しまれていました。
午後5時、コスタ・セレーナは、日星高等学校吹奏楽部の演奏に合わせて青いハンカチを振るクルーズサポーターの方達に見送られながら旅の終点、釜山へと出港しました。